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AIによる映像制作の未来 アドビCreative Cloud最新アップデート 「Frame.io編」「Adobe Firefly編」
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コラム

AIによる映像制作の未来 アドビCreative Cloud最新アップデート 「Frame.io編」「Adobe Firefly編」

クラウドコラボレーションツール「Frame.io」

生成AI「Adobe Firefly」

クラウドコラボレーションツール「Frame.io」

Frame.ioは021年にアドビのファミリーに加わった製品で、日本では今年から本格的にエンタープライズ向けにも提供が始まりました。Frame.ioは映像制作におけるコラボレーションを全て詰め込んだ一元管理ツールと位置付けられています。

以下は、Frame.ioの特徴と利点です。

1、Adobe Premiere ProとAfter Effectsとの統合:

Frame.ioは直接Premiere ProやAfter Effectsに統合されており、動画のアップロードや素材の取り込みが簡単に行えます。共同作業を効率化し、レビューや素材のやりとり、ファイル管理の作業時間を合計31%短縮できると評価されています。

2、他社ツールとの連携:

すでに他の編集ソフトウェア(Apple Final Cut Pro、DaVinci Resolveなど)との連携も始まっており、プレビュー時のファイル書き出しとストレージへのアップロードのプロセスを省略できます。

3、レビューとコメント:

ブラウザ上のFrame.io画面でレビューする際、タイムコードの箇所にコメントを入れたり、手書きの矢印を書き込んだりできます。これにより、煩雑なプレビュープロセスを省略できます。

4、iOSアプリの提供:

Frame.ioはiOSアプリでも利用でき、外出先でもレビューを行うことができます。

5,セキュリティ機能:

エンタープライズ版ではウォーターマークや名前・日付・IPアドレスの情報を透かしで焼き込むことができ、漏えいや事故が起こった場合に原因特定を即座に行えます。

6、新技術「Camera to Cloud」:

撮影素材を即座に共有する機能で、C2Cに対応したカメラをネットワークに接続して撮影すると、収録したデータがFrame.ioのデータベースにアップロードされ、エディターが即座にアクセスできる仕組みです。ハイレゾリューションとプロキシの動画データを同時に作成し、即座に完パケに至るワークフローが実現できます。

Frame.ioはさまざまなカメラ機材および周辺機器に対応しており、今後もパートナーを増やしていく予定だということです。
目次

■クラウドコラボレーションツール「Frame.io」
■生成AI「Firefly」
■まとめ

ⓒアドビ公式

■クラウドコラボレーションツール「Frame.io」

クラウドコラボレーションツールである「Frame.io」は、Adobe Premiere ProとAfter Effectsに直接統合されており、Premiere Proから動画をアップロードしたり、素材を取り込むことが可能です。

Frame.ioを通じて共同作業を効率化することで、レビューや素材のやりとり、ファイル管理の作業時間を合計31%短縮できるという評価のほか、クライアント企業の満足度も36%向上したというデータも出ています。

クリエイティブツールとシームレスな連携

現在すでに他社のツールとの連携も始まっている。Adobe Premiere ProとAfter Effectsの他に、Apple Final Cut Pro、DaVinci Resolveで利用できます。これらの編集ソフトで作った動画を誰かにプレビューしてもらう時には、これまで書き出しの際に必要だったデスクトップへのファイル書き出しとストレージへのアップロードというプロセスは必要なくなり、Frame.ioの特定のディレクトリに直接書き出し(=同時にアップロード)が可能。大幅に時間を節約できるといいます。

デモではブラウザ上のFrame.ioの画面で、実際にレビューするときの操作方法などが披露された。レビューするメンバーはそれぞれのアカウントでログインし、任意のタイムコードの箇所を指定してコメントを入れることができます。

またコメントだけではなく手書きの矢印などを書き込むことも可能で、これまでのプレビューにありがちだった、紙に書き込んだりスクリーンショットを撮ってPDFにまとめたりする煩雑なプロセスを省略できます。

iOSアプリも提供

Frame.ioはiOSのアプリでも提供しています。非常に動作も滑らかで、ブラウザ上のFrame.ioとほぼ同じことがアプリでもできるので、外出中のディレクターやプロデューサー、クライアント、エグゼクティブの方などにレビューをお願いすることも容易になります。


ⓒアドビ公式

まったく新しいワークフロー「Camera to Cloud」

クラウドプロダクションというワードに相応しい新技術「Camera to Cloud(C2C)」も紹介されました。

撮影素材を即座に共有する機能で、C2Cに対応したカメラをネットワークに接続して撮影すると、RECが終わった瞬間に収録したデータがFrame.ioのデータベースにアップロードされ、エディターが即座にアクセスできる仕組みです。

ワークフローの例としては、ハイレゾリューションとプロキシの動画データが同時に作成されるので、プロキシをFrame.ioのサーバーに撮影と同時にアップロード。編集者はそのプロキシでオフライン編集を行いつつ、同時にクライアント側も同じプロキシを使ってデータチェックが可能になる。フィニッシングの段階でPremiere Proの「ReLink(再リンク機能)」の機能を使ってプロキシとハイレゾリューションのデータを差し替えることで、即座に完パケに至るといったワークフローが実現できます。

「Frame.io」は映像だけではなく全てのクリエイターをエンパワーできるように対応する形式を拡張しています。すでにその第1弾としてグラフィックが対応。スチール写真のRAW画像データのほか、Photoshop、Illustrator、InDesignのファイルにも対応しており、そのデータをアップロードすると前述した映像の場合と同じようにレビューをコメントしたり、手書き入力をすることができます。PDFにも対応しており、映像に関わるあらゆる素材をこの中でコラボレーションすることも可能となります。

Creative Cloudユーザー向け無償プラン

Frame.ioはCreative Cloudユーザー向けの無償プランを提供しています。Creative CloudのコンプリートプランもしくはPremiere Pro/After Effectsの利用社は、一部機能の制限はあるが、100GBストレージが付いたFrame.ioを試せるということです。

ⓒアドビ公式

■生成AI「Firefly」

生成AI「Firefly」についての機能も紹介されました。2023年のビッグニュースであった生成AIは、ChatGPTやStable Diffusionしかり、AIによるクリエイティブ制作は大きな社会問題にもなっています。

アドビのスタンスとして「生成AIはテクノロジーの次の変革の波を導いているのは間違いない」と捉えているが、アドビの会長兼CEOであるシャンタヌ・ナラヤン氏は「生成AIは人々の仕事を奪うものではなくて、人々の能力を拡張していくための副操縦士であるべきだ」と表現しています。

Adobe Fireflyは、クリエイティブなジェネレーティブAIモデルのファミリーで、以下の4つのポイントで他の製品と差別化しています。

1、安全な商用利用のための設計:

FireflyはAdobe Stockで許諾の取れた画像やオープンライセンス画像、パブリックドメイン画像など、商用利用に問題のない素材を学習素材として使用します。
商用利用を前提に許諾が取れたデータのみを使用します。

2、アドビツールに密接に統合:

Creative Cloud、Document Cloud、Experience Cloudなどに含まれるアプリを横断してFireflyを搭載する構想です。既存のワークフローを崩さずに拡張可能です。
現在はウェブブラウザ、Photoshop、Illustrator、Adobe Express、Adobe StockなどからFireflyの機能を利用できます(2023年11月17日時点)。

3、企業向けのサービス設計:

企業が持つアセットに沿ってモデルをカスタマイズする方法を提供する計画です。

4、コンテンツ認証情報のサポート:

クリエイターがコンテンツに帰属情報を添付できるようにし、情報の真正性と透明性を担保する仕組みをアドビが牽引しています。

Fireflyは進化し続けており、映像製品での対応にも期待が高まっています。Photoshopにおける「生成塗りつぶし」やベクターデータによる出力モデルも紹介されており、映像における「生成塗りつぶし」も開発中です。これらの機能はクリエイティブなプロセスを加速し、アイデアの検討から制作までをスピーディに進めることができます。

■まとめ

国際放送機器展「Inter BEE 2023」での「Adobe day」では、過去・現在・未来へと進化し続けるアドビ製品が紹介されました。最後に触れた映像製品における生成AIの機能など、今後も注目のアップデートが続いていくため、その動向に注目が集まっています。
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