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AIによる映像制作の未来 アドビCreative Cloud最新アップデート 「After Effects編」
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コラム

AIによる映像制作の未来 アドビCreative Cloud最新アップデート 「After Effects編」

国際放送機器展「Inter BEE 2023」 ビデオ&オーディオ製品の最新リリース

新しい次元でデザインが可能に

アドビの「Adobe Creative Cloud」は、映像制作やデザインにおいて重要なツールセットです。国際放送機器展「Inter BEE 2023」における「Adobe Day」では、After Effects の最新リリースについても紹介されました。

After Effects の最新リリースでは、専用の 3D 関連機能を使用してまったく新しい次元でデザインできます。これにより、3D モデルの読み込み、直感的なツールを使用した整列、画像を使用したリアルな照明の作成、高忠実度の GPU 高速処理レンダリングの実行が可能になります。

3D モデルの読み込み

After Effects では、3D モデルファイルを GLTF および GLB 形式で読み込み、ネイティブ After Effects カメラ、ライト、その他の 3D レイヤーと同じ 3D スペースでレンダリングできます。

3D モデルファイルは、ローカルディスクまたは Creative Cloud ライブラリから読み込むことができます。

画像ベースの照明

ハイダイナミックレンジ画像(HDRI)ファイルを使用して画像ベースの環境マップを作成し、リアルな照明、反射、シャドウを備えたシーンに 3D モデルを配置します。微妙な照明効果でも、強いシャドウでも、3D オブジェクトはアニメーション環境に属しているように見えます。

Advanced 3D レンダラー

新しいパフォーマンス指向のコンポジションレンダラーである Advanced 3D を使用すると、高画質のアンチエイリアシングと透明度を備えた 3D モーショングラフィックをレンダリングできます。Advanced 3D には、他のアドビ製品および Substance 製品と共有される基盤となるレンダリングエンジンがあり、物理ベースのレンダリングにアドビの標準マテリアルプロパティを使用します。

2D/3D 相互運用性

3D モデルや押し出しテキストおよびシェイプなどの 3D アセットを、コンポジション内で 2D アセットと組み合わせることができます。After Effects の柔軟性の向上により、2D 要素と 3D 要素を組み合わせて、魅力的なアニメーションを作成し、より幅広いクリエイティブな可能性を探索できるようになります。
目次

■After Effects最新アップデート
■Adobe Stockに映像テンプレートを追加
■長編エピソードのワークフローガイド
■まとめ

■After Effects最新アップデート

Adobe After Effectsには、最新のアップデートでいくつかの魅力的な新機能が追加されました。

AI搭載進化したロトブラシ:

After Effectsの「ロトブラシ」が進化しました。これまで苦手とされていた人の動作の重なりや髪の毛の細かい部分の切り抜きにおいて精度が向上しています。
透明度のあるエレメントや高難度なロトスコーピングも改善されています。

True 3Dワークスペース:

After Effectsでは、3Dデータを真の3Dとして読み込んで動きを付けることができるようになりました。
環境光の補正やスタジオライトの再現などが可能で、色んなライティングを試せるのが面白そうです。


ⓒアドビ公式

AI搭載進化したロトブラシでは、「ロトスコープ」のための"ロトブラシ"が進化しました。今まではざっくりとした選択でかなり高い精度の切り抜きが行えましたが、さらにAIによってこれまで苦手としていた人の動作の重なりや髪の毛の細かい部分の切り抜きにおいて精度が向上。透明度のあるエレメントなど、高難度なロトスコーピングも改善しています。

デモでは、旧バージョンと比較し、新バージョンでは人が髪を梳かす動作でしっかり輪郭を認識して切り抜いているところを見せていました。


ⓒアドビ公式

True 3Dワークスペースは、モーショングラフィックス作成の「True 3Dワークスペース」機能です。

今までAfter Effectsでは、3Dデータはあくまで仮想3Dのような状態で読み込んでいましたが、今回は3Dデータを真の3Dとして読み込んだ上で動きなどを付けることができるようになりました。

デモではボトル形状のプロダクトを読み込んだデータを使用し、立体的なモーションを付けるところを紹介しました。動きだけでなく、光源もHDRIデータを参照することが可能。ライトオプションのソースを変えることで、After Effectsのデータ上で3Dワークスペースの優位性を持ったまま質感表現の調整を行うことができます。

3Dに関しては、After Effectsとの連携も可能なアドビの3D制作ソフト「Substance 3D」をVol.01でも取り上げていました。

また、無料の「Adobe Substance 3D Assets」をCreative Cloudのライブラリー経由で提供しています。完成された3Dのオブジェクトデータを無料で使用できます。

■Adobe Stockに映像テンプレートを追加



映像製品の最新アップグレード情報に付け加えて、実制作の中で役立つトピックも紹介されました。Adobe Stockでは扱う映像テンプレートの形式を追加。従来のモーショングラフィックスの形式(MOGRTs)に加えて、今回初めてPremiere ProとAfter Effectsのプロジェクト形式(.prproj、.aep)のテンプレートをリリースしました。現在、約370種類のラインナップだが、今後数年で10倍以上に増やしていく予定だということです。

■長編エピソードのワークフローガイド



これまでテレビおよび映画編集者向けに、長編やエピソード編集のためのガイドブック「ポストプロダクション編集のベストプラクティスとワークフローガイド」を英語版でリリースしていましたが、2023年から日本語版の提供が始まりました。

無料で一般公開しており、編集におけるハードウェアの設定やマルチカメラ編集、連携ソフトとのターンオーバーに至るまで、事細かい設定項目や実際のユースケースを紹介しています。

後半では、さらに今後の拡張や強化を予定している新しいサービスを2つ紹介。1つ目が新しいクラウドコラボレーションツール「Frame.io」。そしてもう1つがクリエイティビティの進化と題しまして、生成AI「Adobe Firefly」を紹介しました。

こちらのふたつについては次の記事で解説します。

■まとめ

After Effectsの最新リリース(バージョン24.1)では、上記以外にも新機能と機能強化が提供されています。以下にまとめます。

1、3D モデルの読み込み:

GLB や GLTF 形式の3Dモデルを直接After Effectsに読み込めます。3Dシェイプやテキストを使用して統一された空間でコンポジションをデザインできます。

2、画像ベースの照明:

360度のハイダイナミックレンジイメージ(HDRI) ファイルを光源として使用し、補完的な照明とシャドウを使ってモデルをシーンにリアルに配置できます。

3、高度 3D レンダラー:

高品質のアンチエイリアシングと透明性を提供する、GPU搭載の高性能エンジンを使用して3Dモーショングラフィックをレンダリングできます。

4、2D/3D 相互運用性:

同じコンポジションで2D要素と3D要素をシームレスに使用でき、視覚的にエキサイティングで複雑なアニメーションを作成できます。

5、アニメーション化されたライトとカメラ:

3Dモデルからライトとカメラを抽出してシーン内の照明を改善し、動的なカメラエフェクトを作成できます。

6、3D スナップ:
ピクセルパーフェクトな精度で3Dレイヤーやオブジェクトを整列できます。

7、3D モデル駆動型エフェクト:

2Dワークフローと3Dワークフローを1つのコンポジションに組み合わせて、高度にスタイライズされたレンダリングを作成できます。

8、更新されたアニメーションプリセット:
より使いやすく、モダンな外観に更新されたアニメーションプリセットを試してみてください。

これらの新機能と機能強化により、クリエイティブなビジョンを損なうことなく、より効率的に作業し、細部まで設計できるようになります。
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