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コラム
「企業説明における動画活用のメリット」企業説明動画のつくり方
公開までの流れと効果を高める3つのコツを解説
企業を説明するだけの動画で終わらせないために
一般的に、企業説明動画とは、企業のビジョン、業務内容、社員の様子などを映像と音声で紹介する動画のことを指します。 企業説明動画は、採用活動やオンラインセミナーなど様々なシーンで活用され、企業のブランドイメージを高めるだけでなく、社外への情報発信手段としても利用されます。 企業説明動画を作成するには、動画制作企業に依頼するのがおすすめですが、まずは自社で企業説明動画の制作に必要な、企業のビジョンやカルチャーを明確化して、視覚的に何を伝えるかを考えることが重要です。 企業説明動画のメリットは、企業のアイデンティティを具現化し、外部へと情報を発信すると共に、視覚的な情報によって人々の感情や理解に深く働きかけることで、効果的なコミュニケーション手段になる点です。 企業説明動画を作りたいけど、何から始めれば良いかわからないという方へ、企業説明動画をの作り方と流れ、必要な機材などについて解説します。効果的な企業説明動画を制作するポイントについても、あわせて確認してください。 |
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目次 ■企業説明動画の重要性 ■企業説明動画を内製するか外部委託するか ■企業説明動画の作り方・流れ【内製の場合】 ■企業説明動画を内製する場合に必要なもの ■企業説明動画の作り方・流れ【外部委託の場合】 ■企業説明動画を外部委託する場合の料金相場 ■企業説明動画を作るときのコツ ■企業説明動画のトレンドを意識する ■企業説明動画の公開にオススメのプラットフォーム ■効果的な企業説明動画を作るために ■まとめ |
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■企業説明動画の重要性 |
企業説明動画とは、会社説明動画・社員インタビュー動画・社内見学動画など、企業のマーケティングやブランディングで用いられる動画全般のことを指します。文章だけでは伝わりにくい企業の魅力やリアルな雰囲気を伝えられるうえに、視覚的なインパクトを残せるため顧客とのコミュニケーションにおいても効果的です。 企業説明動画の制作にはコストや時間がかかるものの、一度制作すればさまざまな場面でくり返し活用できます。企業説明会などのイベントで活用するのはもちろん、SNS・自社メディア・YouTubeなどの動画配信プラットフォーム上で公開すれば、多くの顧客にリーチでき、企業認知度の向上や商品やサービスのコンバージョンの増加が期待できます。 企業説明動画の効果や、近年注目されるようになった背景は、急速に企業説明会のオンライン化が進んだことで、そのことによって企業説明動画の制作が加速しています。 企業説明動画が採用に関する動画の場合は、求職者の記憶に残りやすく、応募率が向上することが知られています。 また、企業ビジョンを説明する動画の場合は、企業のアイデンティティを具現化し、外部へと情報を発信すると共に、視覚的な情報によって人々の感情や理解に深く働きかけることで、効果的なコミュニケーション手段にもなります。 |
■企業説明動画を内製するか外部委託するか |
企業説明動画を作るにあたり、内製するか外部の制作会社に依頼するかの決定も大きな分岐点となります。 両者にはそれぞれメリットとデメリットがあります。企業説明動画を制作する準備段階で検討することをおすすめします。 ・内製のメリット 特別な制作費が発生しない 柔軟な編集や修正対応が可能 ・内製のデメリット 社内工数が発生する クオリティが落ちることがある ・外部委託のメリット クオリティが高い成果物を期待できる 社内工数を削減できる ・外部委託のデメリット 高額な制作費が発生することがある 委託先によって運用の柔軟性が異なる 動画制作の技術やノウハウを有する人材がいるのであれば内製も検討すべきですし、クオリティの高さにこだわった動画を望むのであれば、外部委託も選択肢に入ります。 また、外注する場合でも発注〜納品までは通常約1〜2ヶ月程度かかると想定するべきです。「企業説明会で使いたい」「採用サイトの公開に間に合わせたい」など、動画の公開予定日が決まっている場合は早めに見積もりを依頼することをおすすめします。 |
■企業説明動画の作り方・流れ【内製の場合】 |
まずは、企業説明動画を自社制作する場合の流れを解説します。動画制作は基本的には次の工程で進められます。 企画→構成→撮影→編集→公開 1.企画 企業説明動画制作の際には、最初にコンセプトやターゲットの絞り込みをします。 制作する動画の具体的な目的は何なのか、ターゲット層は誰なのか、男性なのか女性なのか、属性やステータスを考慮して、企画の基盤を構築します。 この目的やターゲットを詳しく絞り込むほど、動画の方向性が明確になります。主に以下のような要素を考えていきます。 具体的な目標値(数値など) ターゲットの属性 年齢 性別 価値観 利用するSNS たとえば、ターゲットとなる人物像のニーズに沿った内容をリサーチして考えることで、より効果的な企業説明動画の企画を作成することができます。 この企画の作成は、企業が求める目標を達成するための重要な要素です。これ以降の工程でも基本的井は企画で決めたテーマに沿って各作業を進行していきます。 2.構成 動画における構成とは、大まかなコンテンツの流れや伝えたい情報を組み立てる作業です。 何を伝えたいのかが明確になっていなければ、動画は長くなり、撮影する内容も増えるため効率的とは言えません。 情報過多になり、伝えたいことが伝わらないというデメリットにも繋がります。アピールしたいポイントへの優先順位付けや、情報を絞り込むことがポイントとなります。 このとき、注意してほしいのが、企業側の「伝えたいこと」だけにとらわれずに、顧客がどのような情報を求めているのか、ニーズを落とし込んだ構成を作成することが大切です。 一番伝えたいことにポイントを絞ることで、視聴者にわかりやすく訴えかける動画に仕上がります。 最適な構成ができれば、動画の長さの決定や出演者の選定などの作業も効率的に進めることが出来ます。 3.撮影 台本・コンテなどを含む動画の構成が完成すると、いよいよ撮影工程に取りかかります。企業説明動画の企画や構成によりますが、撮影に必要な日数やキャストの人数は変わってきます。 一般的な目安ですが、インタビュー動画であれば、半日から長くても1日程度で撮影が必要です。ドキュメンタリータッチの動画になると2~3日、場合によってはそれ以上撮影することもあります。 動画制作は、撮影方法によっても期間や工数が左右されます。ドローンなどを用いた野外での撮影の場合は、天候をはじめとする各種条件も加味しなければなりませんし、リスケジュールするとなれば、出演者のスケジュール調整にも影響してきます。 4.編集 撮影後には編集を行い、当初決めた時間に収まるように動画を切り貼りし、全体の流れを調整します。テロップやアニメーション、図説やBGMの挿入もこのタイミングで行い、動画の細部まで仕上げていきます。 完成後には、修正点や追加すべき項目がないかを改めてチェックし、公開をする前に修正するべき箇所をすべて洗い出します。公開後の動画の修正には手間がかかるため、この時点で丁寧にチェックする事をおすすめします。 5.公開 編集と修正を繰り返し、完成した動画を公開します。 一般的には自社の動画配信アカウントやコーポレートサイトに掲載されることが多いですが、最近では、YouTubeショートやInstagram、tiktokなどの各種SNSなどでの配信も検討することも、特に若年層に向けた動画の場合は効果的です。 動画を掲載するプラットフォームについては、制作した動画の意図や目的を達成するために適した場所を選ぶことが重要です。 |
■企業説明動画を内製する場合に必要なもの |
企業説明動画の制作には、機材やツールなどの準備が必要です。どのような動画を制作したいかによって必要な準備は変わりますが、一般的には次のようなものを用意します。 撮影機材 編集ソフト・アプリ 出演者の手配 それぞれの詳細を、準備における注意点とあわせて解説します。 1.撮影機材 動画撮影に必要な機材には、カメラ、マイク、三脚などがあります。スマートフォンでの撮影も可能ですが、画質や音質などへの懸念から、必要十分ではないケースも考えられます。 必ずしも、すべてプロ仕様の機材でそろえる必要はありません。たとえばカメラの場合、業務用カメラではなくても、一般に市販されているビデオカメラでも十分なクオリティを備えている製品がほとんどです。 2.編集ソフト・アプリ 編集ソフトやアプリ、変商用のPCの準備も欠かせません。 動画編集ができるスマートフォンのアプリケーションなどもありますが、編集効率はパソコンの専用ソフトにはおよびません。 編集ソフトは、機能が充実した有料ソフトから、手軽に使用できる無料ソフトまでさまざま存在します。多彩な機能は編集のバリエーションを増やすことに直結しますが、機能が多すぎると、かえって使いにくくなる場合もあるため注意が必要です。 いまでは多くの機能を備えた無料編集ソフトもあるため、ソフトを選定するさいには、無料期間などで実際に試してみて、各ソフトのメリット・デメリットや操作性を確認して、自身に最適なソフトを選ぶことをおすすめします。 3.出演者の手配 出演者の手配も企業説明動画の制作に不可欠です。社長や各部署のマネージャーの調整が必要な場合もあれば、企業説明動画などでは、ターゲットに近い若い年齢の社員の出演が適しているなど、制作する動画の内容に応じて必要な人材をリストアップします。 インタビューや座談会形式の動画であれば、半日~1日程度で撮影は完了すると思いますが、撮影時間は前後することもある点については留意してください。 出演者のスケジュール調整が済んだら、撮影内容のすりあわせを事前に行います。特に出演者が撮影に慣れていない場合は、撮影のスケジュール進行に余裕を持たせたマネジメントが理想です。 |
■企業説明動画の作り方・流れ【外部委託の場合】 |
次に、企業説明動画を外注する場合の流れを解説します。制作会社によって若干工程は異なりますが、大まかな流れは以下の通りです。 1.打ち合わせ 動画の目的・予算・納期などのすり合わせ 2.見積もり・提案 打ち合わせ内容をもとに、制作会社が見積もりを作成 納品スケジュールや動画の方向性を確認 3.発注 見積もり・提案内容に問題がなければ正式に発注 (提案書の内容および動画の著作権・使用権の確認) 4.撮影・編集 撮影日時・場所・出演者を調整し、制作会社主導で撮影・編集を実施 5.初稿チェック・修正 初稿動画をチェックし、必要があれば修正依頼 (修正可能回数は制作会社によって異なるため注意が必要) 6.納品 動画の活用シーンにあわせたファイル形式で納品 動画制作を外注する際に、1から10まですべて制作会社に任せてしまうと、当初、思っていたような効果が得られなかったり、仕上がりにズレが生じ、大幅な修正が必要になる恐れがあり、費用も余分にかかるため注意が必要です。 企業説明動画制作をスムーズに進めるためには、初回打ち合わせまでに次の3点を整理しておくとスムーズに進みます。 ・企業説明動画の目的(解決するべき課題) ・誰に対して、自社のどんな魅力を伝えたいか(メッセージ) ・企業説明動画を公開するプラットフォーム(活用方法) なお、「自社の魅力がわからない」「他社に勝るような独自性が思いつかない」という場合は、客観的な意見を制作会社に求めることも一考です。視点や切り口を変えることで、自社ならではの魅力を見つけられることもあります。 |
■企業説明動画を外部委託する場合の料金相場 |
企業説明動画の制作費用は、動画の種類や長さによって大きく異なります。以下はあくまで一般的な相場の一例なので、個別の見積りは各制作会社への確認が必要です。 企業説明動画の料金相場 ・インタビュー動画 10〜30万円/1本 ・座談会形式の動画 10〜30万円/1本 ・企業紹介動画 30〜50万円/1本 ・3分程度の短編PR動画 約50万円/1本 ・ドキュメンタリー動画 約200万円/1本 ドローン撮影やアニメーション、CGの使用を希望する場合は、上記の制作費用に個別に費用が加算されることが一般的です。 内製に比べてコストはかかりますが、クオリティの高い動画を短期間で作れる点が、動画制作を制作会社に外注するメリットです。自社の動画制作の目的に合わせて内製をするか、外部委託をするかを検討することをおすすめします。 |
■企業説明動画を作るときのコツ |
企業説明動画を作る際は、以下のポイントを意識しましょう。 PRしたい内容ばかりを前面に出さない 自社のリアルな雰囲気が伝わる内容にする 他社にはないオリジナルな要素を加える 基本的な要素ですが、これらを踏まえた企業説明動画を制作することで、施策の効果が高まります。 それぞれ詳しく補足します。 1.PRしたい内容ばかりを前面に出さない 企業の理念や想いの発信ばかりにとらわれてしまい、一方的な企業PR動画に終わらないように注意刷ることが必要です。もちろん顧客にとっても必要な情報ですが、ターゲットが知りたい情報はほかにもあると考えるべきです。 大切なのは、求職者が欲している情報を適切に取り入れることです。 ターゲットに、動画でしか得られないようなリアルな情報や空気感を伝えることを意識するべきです。たとえばインタビュー動画や座談会動画であれば、「企業PRを言わされている」「台本通り」といったニュアンスを出演者から感じ取ると、視聴者は「リアルではない」と感じ、動画から離脱してしまう可能性が高くなります。 2.自社のリアルな雰囲気が伝わる内容にする 文章に比べてよりリアルな雰囲気をつたえることができるのも動画のメリットの一つです。このことは、視聴者も自然とリアルな感覚を求めているともいえます。 ターゲットに興味関心をいだかせて、コンバージョンにつなげるためにも企業のリアルな雰囲気や、嘘のない生の姿を伝えることも効果的です。 たとえば採用を目的とした企業紹介動画の場合は、過度すぎる演出は望ましくありません。ありのままを撮影した企業や社員の飾らない姿に、視聴者は臨場感を見出します。 そのため、出演者の人選もポイントになります。企業の雰囲気や魅力を自然体で体現できる社員が、出演者として適任なケースが多いです。 3.他社にはないオリジナルな要素を加える 他社にはないオリジナル要素を取り入れることも、企業説明動画制作のポイントです。 いまでは多くの企業が動画をPRに活用しています。市場が拡大し顧客の選択肢が増えているなかでは、同業他社との明確な差別化は不可欠な条件です。企業独自の魅力や情報、見せ方を工夫することを意識しましょう。 オリジナリティを演出する例として、福利厚生に力を入れている企業であれば、それを押し出す。社会貢献に取り組んでいる企業であれば、そのことについても触れるなど、企業の背景にあるメッセージを発信するなど、工夫次第で差別化は十分に図れます。 |
■企業説明動画のトレンドを意識する |
YoutubeやTikTokなどのSNS内の流行が日々移り変わるのと同様に、企業説明動画にもトレンドがあります。近年の企業説明動画のトレンドに、「リアリティ」と「SNSを絡めたインタラクティブ(双方向性)」があります。 顧客が真に知りたい情報をいかに効果的に見せられるか 顧客とのコミュニケーションを重視できるか 従来通りの企業からの一方的な情報発信に偏るのではなく、こうしたトレンドに沿った見せ方を意識することも重要です。 動画を複数のSNSで展開して、利用者の嗜好別に最適化した動画を配信することもありますし、SNSという双方向性を利用してより利用者との距離を意識した動画の制作も増えてきています。 リアリティで言うと、実際の社員を主役にした、1日の様子を撮影するドキュメンタリータッチのルーティーン動画なども一時期トレンドでしたし、流行という観点以外にも、よりリアルな姿が見れる点も動画ならではのアプローチだと言えます。 |
■企業説明動画の公開にオススメのプラットフォーム |
完成した企業説明動画の公開は、次の3つの場所で行われることが多いです。 ・企業の採用サイトやコーポレートサイト ・YouTube ・各種SNS それぞれの特徴やメリット・デメリットもあると思いますが、企業にとってどのようなターゲット層に向けて動画を発信したいかを検討して、一定の興味を持つ層へアプローチしていく方法が基本となります。 |
■効果的な企業説明動画を作るために |
企業説明動画の制作には、各段階での準備や実際の撮影、編集など、各工程で様々な工夫が求められます。しかし、制作フローのなかで上手くポイントを反映できず、企業説明動画に課題を抱えてしまっている企業の担当者も少なくありません。 「効果的な企業説明動画をどのように作ればいいかわからない」「企業説明動画を作成したものの、なかなか見てもらえない」と考える方は、制作会社に相談してみることもおすすめします。 企業説明動画における課題の解決に向けて、プロの意見を聞くだけでも、自社の動画制作プロセスの短縮になる場合も多くあります。 企業の魅力を効果的に引き出し、共感を軸にしたアプローチを提案する。動画制作の企画から納品までを支援する。といった制作会社も多く存在します。 企業説明動画における課題の解決にお困りの際は、是非気軽にお問い合わせください。 |
■まとめ |
かつてに比べて、高機能で扱いやすいビデオカメラや便利な編集ソフトが増えたため、企業説明動画を制作するハードルは低くなってきています。 しかし、動画制作になれていない場合に、いざ制作するとなると企画や構成で難航することもあれば、撮影時のトラブルで想定しなかったミスにつながることもあるかもしれません。 最も重要なことは、企業説明動画で伝えたいことは何なのか、自社の強みや独自性はどこにあるのかをターゲットに的確に伝えることです。 それらの要素を改めて洗い出し、ターゲットに向けた動画の制作に取り組む点については、内製で動画制作を行う場合も、制作会社に外部委託をする場合も変わりはありません。 自社の目標や状況に合わせた最適な方法で企業説明動画を制作して、自社の魅力をより多くの人に伝えることをぜひ目指してみてください。 |
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